介護士の仕事は高齢者サポート

介護士の主な仕事は、高齢者の生活をサポートすることだ。仕事の内容は、身体の介護、身の回りの世話、メンタル面のケア、相談・アドバイスの4つだが、これらは、働く職場によって異なる。自分のやりたいことや、仕事の内容によって適切な職場を選ぶことが重要だ。
特に大変な仕事として、身体介護があげられる。つきっきりで行うこの仕事には、高いコミュニケーション力と体力が必要になる。また、排泄の処理や入浴のサポートもあるので、そういったことに抵抗がなく、サポートしていきたいと思う人にはぴったりだ。このような人材を求めているのは、特別養護老人ホームや認知症型グループホームなどがある。

身の回りの世話やメンタル面のケアなどが中心の職場もある。自宅での生活に復帰できるように、リハビリや家族以外の人との交流が主な仕事になる。この施設に通う人は、ほとんど自力でできることが多いので、介護士の身体的な負担は少ない。
その他、介護士は訪問介護や病院など、様々な場所で働くことが可能だ。どの職場で介護士として働いていたとしても、利用者とコミュニケーションしつつサポートする喜びを感じることができる。また、高齢者だけでなく、その家族の負担も減らすことにより、家族に笑顔が生まれ、感謝の気持ちを受け取ることで、やりがいを感じることができるだろう。

高齢者のサポートは容易ではない。だからこそ高齢者や家族の負担を軽減してあげられるこの仕事には大きな喜びがあるのだ。